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【日本統一!200名城巡り】中国遠征(島根~鳥取~岡山)編

先日お伝えしていた通り、5月14日〜18日にかけて中国地方を遠征してきました!

今回の攻城戦の目標

  • 【1軍】日本100名城:7城クリア
  • 【2軍】続日本100名城:3城クリア
  • 番外編:出雲大社、吉備津神社(どちらもさすがの存在感!)

梅雨入り前の微妙な時期だったので天気がちょっと心配でしたが、出雲大社のご利益か(?)思いのほかいい天気に恵まれて、いい攻城戦になりました!
今回落とした城は以下の通り、なかなかの名城ぞろいでした。

🚉 0日目|“夜行特急最後の砦” サンライズ出雲で神話の国へ

さすがに満席なだけあって、ホームには人がたくさん。
今回のお部屋は13号車だったんですが、あの“例の”シャワーカードをゲットするために、自販機がある11号車から乗車しました。

A寝台ならシャワーカードが付いてくるんですが、今回はB寝台。となると、自販機で自力で確保しないといけません。しかも、シャワーカードは最大152人中、たった20枚の早い者勝ち!

案の定、自販機前にはすでに列ができていて、なかなかの緊張感でした。

そうこうしているうちに、サンライズ出雲・瀬戸がホームに入線。
ホームにいた人たちの空気が一気に引き締まる瞬間です。

シャワーカードの行列の緊張感もありつつ、「いよいよ旅が始まるなあ」というワクワク感も高まってきます。

ギリギリセーフで購入できました。私の次の次ぐらいで完売。
幸先いいぞ~ということで、落ち着いて写真を撮り、部屋に入りました。

ノビノビ座席の小さい窓がカワ(・∀・)イイ!!。
私はB寝台上、かみさんは下の部屋。狭いけど、秘密基地感があって良い。

電車は定刻に出発したので、少し遅い晩御飯。
結構揺れるので、気持ち悪くなりそうw

食後はちょっと気分転換もかねて、車内をぶらぶら。
一度見てみたかった「ノビノビ座席」エリアへ、廊下を通ってのぞきに行ってみました。

…が、さすがに人口密度が高い!
しかも、いろんなにおいが漂っていて(お弁当とか、ちょっと体臭っぽいのも…?)、なかなかの空間でした。

寝台料金がいらないという点では確かに魅力的なんですが、自分にはちょっと厳しいかも…と静かに思いながら引き返しました。

…と書いたものの、そこそこ揺れる車内ではなかなか寝付けず。
結局、浜松を通過した深夜1時ごろまで起きていました。

でも、電気を消して寝転びながら、走る電車の窓越しに夜空を眺める――
そんな普段では味わえない非日常のひとときが、とても印象的でした。

🏯 1日目|神話の出雲大社へ

うとうとしながら夜を越えて、岡山に到着する6時半ごろには自然と目が覚めました。

窓の外をふと見ると、見たことのない電車が止まっていて、旅先に来たんだなあという実感がじわじわ。
朝の少しひんやりした空気と、知らない景色に気持ちもシャキッと切り替わりました。

サンライズ出雲は定刻通り、午前10時に出雲市駅に到着。
12時間の列車旅を終え、ようやく旅のスタート地点に降り立ちましたが、微妙に乗り物酔い。
夜行列車で酔うとは思っていなかったので、これは完全に予想外。
でも、念のために持ってきた酔い止めがここで活躍。持ってきて本当によかったです。

出雲市駅から出雲大社前まで一畑電車 しまねっこ号Ⅱで向かいます。

出雲市に到着して最初に向かったのは、なんと出雲大社ではなく、その西側にある「稲佐の浜」。

ここは神在月に全国の神様をお迎えする場所として知られる、国譲り神話や国引き神話にゆかりのあるパワースポットです。

今回のお目当ては「御砂交換」。
この浜で砂を採取してから出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)に行くと、ご利益のある砂と交換してもらえ、それがお守りになるとのこと。
せっかく出雲に来たからには…ということで、しっかり立ち寄ってきました!

稲佐の浜までは、なかなかの距離。歩いて行ったら、もうお腹ぺこぺこ。

参拝の前に、せっかく出雲まで来たなら…ということで、出雲そばで腹ごしらえすることにしました。

旅先で食べるご当地グルメって、なんでこんなに美味しく感じるんでしょうね。
参拝前にお腹を満たして、心も体もいい状態で出雲大社へ向かいます!

ド平日なのにかなりの参拝者がいましたが、外国人はほとんどいなかったかな。

参拝のメイン、大国主大神を祀る国宝・出雲大社本殿へ。

さすがは神話の舞台。荘厳な雰囲気が漂っていて、本殿のたたずまいは本当に神々しい。
そこに日の丸がたなびいている姿がまた、特別な空気感を際立たせていました。

ちなみに、大国主大神といえば「因幡の白兎」でウサギを助けた神様。
そのご縁もあって、出雲大社の境内にはたくさんのかわいらしいウサギの像がいます。
思わず写真を撮りたくなる癒しスポットでもあります!

本殿をぐるっと回ったあと向かったのは、ヤマタノオロチを退治した神として知られる須佐之男命が祀られている「素鵞社(そがのやしろ)」。
ここでは、先ほど稲佐の浜で採取した砂を納め、ご利益のある砂と交換しました。
この砂はお守りとして持ち帰れるということで、とてもありがたい気持ちに。


素鵞社の背後にそびえる八雲山は、一般の立ち入りが禁止されている“禁足地”。
その神聖さから、出雲大社のご神体とされることもあるそうです。
そんな神聖な場所で岩に触れながら、家族の健康、娘の仕事のこと、息子の大学受験、そして旅の天気――
静かに願掛けをしてきました。

出雲大社を訪れたら、やっぱり外せないのがあの有名な「巨大しめ縄」。
最後にしっかり見て、旅の出雲編を締めくくりました。

間近で見ると、やっぱり本当にデカい!
でも実は、日本一大きなしめ縄は福岡の「宮地嶽神社」にあるんだとか。
じゃあ出雲大社のしめ縄は…というと、こちらは“日本一重い”しめ縄らしいです(これ、ちょっとした雑学です)。

見ごたえも迫力も十分で、気持ちよく次の目的地へと向かえました。

🏯国宝 松江城へ

松江城へは畑電で向かいます。

出雲大社を後にして、移動の途中――
ふと車窓から見える宍道湖の風景が、あの名作『千と千尋の神隠し』に出てくる“海の上を走る電車”のシーンにそっくりで、思わず見入ってしまいました。

水面すれすれを走るような感覚と、静かな湖の広がり。
現実なのに、どこか幻想的で、「もしかして、今ちょっと異世界に迷い込んでる?」なんて思わせてくれる風景でした。


松江しんじ湖温泉駅からそこそこ歩いて、松江城に到着です。

現存12天守のひとつであり、国宝にも指定されている「松江城」。

さすが国宝、どの角度から見てもとにかくカッコイイ!
重厚感のある天守と、周囲の自然や堀との調和が美しく、風格が違います。

天守に登ると、松江の街並みや宍道湖まで一望できて、まさに絶景スポットでもありました。

松江城が国宝に指定された理由のひとつに、その構造にあります。

築城当時は「築城ラッシュ」の真っただ中で、建材が不足していた時期。
そのため、姫路城のような大きな心柱を使うのが難しく、松江城では短い通し柱を組み合わせて天守を支える工法が採られました。

さらに、柱には「包板(つつみいた)」と呼ばれる工夫も。
不良材の見た目を整えるために板を張り、鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)でしっかり固定。
限られた資源の中でも堅牢な構造を実現していたんです。

こうした厳しい条件の中でも工夫を凝らして築かれたことが、今なお残る“現存天守”の誇りなんですね。


松江城を満喫したあとは、かみさんから「今度の朝ドラは小泉八雲がモチーフなんだって。“ばけばけ”ってやつ!」というリクエストが入り、小泉八雲記念館と武家屋敷へ。

正直、私は「小泉八雲って名前は聞いたことあるけど…」というレベルで、あまり興味はなく。
でも、旅はチーム戦。かみさんの楽しみも大事にせねばと立ち寄ることに。

とはいえ、知識ゼロの自分にとっては完全に蛇足でした(ファンの方、すみません…)。
でもまあ、こういう寄り道も旅の一部ってことで。

♨️本日のお宿、玉造温泉へ

奈良時代から続く「日本最古の湯」ともいわれる名湯、寂びていてどことなくイイ感じです。

宿にチェックインしてから、少しだけ周辺をお散歩。
夕暮れ時の空気を感じながら、旅の余韻を楽しむにはちょうどいい時間でした。

もっとゆっくり散策したい気持ちもあったんですが――
朝から出雲そばしか食べていない状態、つまりもう腹ペコ。

というわけで、この旅で密かに楽しみにしていた夕食会場へと向かいます。
さて、どんなごちそうが待っているのか…!

夕食はまさにごちそう尽くし!

ステーキに鯛シャブ、そして待望のカニ食べ放題!
さらに宍道湖名物のシジミを使った土瓶蒸しなどなど、美味しいものが次から次へと出てきて、もう腹がはち切れそう。

カニは気合を入れて1人あたり1杯半!
もっと食べられると思っていたんですが、現実はなかなか厳しい…。おっさんには限界があるようです(笑)

でも、お腹も心も大満足のディナーでした!

お腹が満たされたあとは、温泉へ。
ゆったりと湯に浸かって、旅の疲れをじんわりと癒しました。

泉質は「美人の湯」と言われているそうですが、特にトロミがあるわけでもなく、クセのないやさしいお湯。
ちょうど誰も入っていなかったので、露天風呂を独り占め! まさに極上の解放感でした。

そして風呂上がりといえばやっぱり牛乳。
最近ではビンの牛乳も見かけなくなってきましたが、ここでは大山乳業の「白バラシリーズ」がしっかりビンでスタンバイ。

風呂上がりの一杯、今回はあまり飲んだことのない「フルーツオレ」をチョイス。
冷えたビンを手にして、グイッと一気に飲み干しました。

――これぞ、温泉の醍醐味!

体も心もととのったところで、部屋に戻ったらもう夜更かしする間もなく即就寝。
「明日もいい天気になりますように」と願いつつ、ぐっすりと眠りにつきました。

本日の歩数:22,552歩

🏠後日譚:持ち帰った御砂は、日常のお守りに

出雲大社の素鵞社で交換した御砂は、旅のあとにしっかり天日干し。
そして、出雲のお土産屋さんで購入した小さなビンに詰めて、お守りとして大切に保管しています。

残った砂は、「盛り塩」ならぬ“盛り砂”として、玄関にそっと設置。
旅の思い出とご利益を、日々の生活の中で感じられるようになりました。

静かだけど、確かな旅の余韻。出雲でのひとときが、今もそばにあるようです。

👻 2日目|戦国屈指の山城と妖怪の郷を歩く(安来〜境港〜鳥取)

旅の朝は、少しどんよりとした空模様。
でも幸い、雨が降る気配はなさそうでひと安心。

なにせ今日は、月山富田城の登山が控えています。
ぬかるみや滑りやすい道は勘弁してほしいところ。どうか、このまま天気もってくれ〜!

1.玉造温泉→JR玉造温泉 一畑バス
2.JR玉造温泉→荒島 JR
3.荒島→月山富田城 イエローバス
4.<月山富田城:登山2時間>
5.月山富田城→米子城 イエローバス

本日は月山富田城への登山に加えて、なかなか手ごわい交通ルートにも挑戦。
路線バス、JR、地域巡回バス――
複数の交通手段を駆使する、まさに“時刻表との戦い”な一日。

しかも、それぞれ本数が少ないため、どれか一つでもミスると、午後に予定している米子城や水木しげる記念館への訪問が一気に崩れてしまうという、なかなかの緊張感。

一歩一歩が勝負の鍵を握る、タイトでスリリングな一日になりそうです。

🏯月山富田城登山で“難攻不落”を実感!

まずは本日のミッション1~3を無事クリアし、月山富田城の麓にある歴史資料館へ。
ここで日本100名城のスタンプをゲット!

そして思わぬ“ラッキー”が――
なんと、4日分の荷物が詰まった重たいリュックをこの資料館で預けることができたんです。
1つ300円でしたが、これが大正解。

もしあの荷物を背負ったまま登っていたら、登山時間は確実に2時間超え。
体力的にもメンタル的にも、だいぶ削られていたはず。
こういう小さな判断が、旅を快適にするコツなんですよね。

鹿之助像から本丸入口までは、荷物もないこともあって快適なハイキング気分。
「これは楽勝かも?」なんて思っていたのも、ほんの一瞬でした。

本丸手前からは急な階段が続き、さらにアブの襲来というダブルパンチ。
汗はダラダラ、息はゼエゼエ…。でも、途中で目にする景色は本当に素晴らしく、心が折れそうになるたびに自然と励まされました。

そしてついに本丸に到着!
「戦国時代屈指の難攻不落城」と言われるのも納得の地形と構造。
登りきったあとは「この景色、尼子経久も見ていたのかな…」と、ちょっとした歴史ロマンにもひたってしまいました。

帰りはバスの時間がギリギリだったため、ほぼ休憩なしで一気に下山。
その代償として、太ももとふくらはぎにはガッツリとしたダメージが…。
これはもう、明日の筋肉痛は確定です(笑)


🏯ダメージ蓄積のまま、米子城へ!

月山富田城で体力をかなり削られたあとの次なる目的地は――米子城!

Xではあまり書きませんでしたが、ここも実はそれなりに登るタイプの城。
すでにダメージを受けた太もも&ふくらはぎは、登るたびに「まだ行くの…?」と悲鳴を上げてきます。

とはいえ、登り切った先に待っていたのは、素晴らしい石垣とそこからの絶景。
眼下に広がる中海は穏やかで、美しく、登ってきた苦労も報われる景色でした。


🚃0番線から妖怪列車に乗って出発!

米子城を後にし、駅まで少し歩いて向かったのは「0番線ホーム」。
実はこの“0番線“と“霊番線”とかけている…なんてウワサもあるとかないとか。

そんなちょっと特別な雰囲気のあるホームから発車するのは、水木しげるミュージアムのある境港駅へ向かう「境線」。
すでにこの時点から、どこか妖怪たちの気配が漂いはじめていて、普通のホームとは少し違ったワクワク感があります。

目指すは“ゲゲゲの町”――境港!

境線の列車は、2両編成のディーゼル車。
この日は猫娘のラッピングが施されていて、外観からしてすでにインパクト大。(帰りは砂かけばばあ)
車内もカラフルで、まるで妖怪の世界へと誘われるかのような空間でした。

「観光客ばかりかな?」と思いきや、実際は地元の高校生のほうが圧倒的に多く、観光列車と日常の交通機関が混ざり合う不思議な空気感も面白いところ。

そして車内アナウンスは鬼太郎、目玉のオヤジ(悟空ボイス!)、猫娘のトリオでご案内。
ただの移動なのに、これだけでしっかり“イベント”になっているのがすごいです。

境線の各駅には、通常の駅名に加えて“妖怪の通称名”もついています。
たとえば「大篠津町駅(砂かけばばあ駅)」みたいな感じ。

でも、その妖怪がなぜその駅に割り当てられたのか…?というのは、どこか一抹の謎。
「ここ、何か関係あるのかな…?」と考えながら見ていると、ちょっとしたミステリー要素も楽しめます。

そして車内でふと思いついた妄想――
「お前んち、砂かけばばぁ」「うるせーな、子泣きじじぃ」と言い合ってる子供の会話が頭に浮かんで、ひとりニヤニヤしてしまいました(笑)

👣境港駅到着!妖怪たちのお出迎え

小一時間ほど境線に揺られ、終点・境港駅に到着。
駅を出るとすぐに始まるのが「水木しげるロード」!

道の両脇にはずらりと並んだ妖怪たちのブロンズ像。
写真を撮るだけでも大忙しなんですが、ここでかみさんが「スタンプラリーやる!」と本気宣言。
スタンプ帳は1冊500円。ここから奥さまの本気モードがスタートします。

その矢先、空模様がちょっと怪しくなり、ポツポツと雨が…。
傘が必要なほどではないけれど、天気が少し心配になってきました。

平日、そしてあいにくの天気なのに観光客はそこそこいました。
水木しげる効果はさすがだなと思いましたね。
お土産屋も潤っているように見えました。

スタンプラリーを進めていると、妖怪「猫又」のスタンプ台のところで、なんとリアル猫又(っぽい猫)に遭遇!
ぴったりの場所にいるその姿があまりにも可愛くて、思わず笑ってしまいました。

ブロンズ像はどれも味があって魅力的ですが、個人的には「猫娘」と「ぬりかべ」がお気に入り。

水木しげる記念館、正直とても良かったです。

妖怪の誕生秘話や多彩な展示物はもちろん楽しいのですが、それ以上に印象に残ったのは、水木しげるさん自身の人生や戦争体験にまつわる展示の数々。

特に心に残ったのが、こんな一言。

「植物や石は平穏に暮らしているのに、なんで人間だけがのたうち回らねばならんのだろう。
木や石みたいに人間も、よその国をとったりなんかせずにじっとしていればいいのだ。」

この言葉には、戦争のバカバカしさと、人間社会の愚かさに対する静かな怒りと優しさが込められていて、胸に深くしみました。

「妖怪かわいい〜」で終わらない、芯のある展示。
世代を問わず、たくさんの人に訪れてもらいたい記念館です。

🚄ラストイベント!“スーパー”松風、発進!

これですべての予定をクリア…と思いきや、本日のラストにはもう一つ重要なイベントがあります。
それが――日本一早い気動車「スーパー松風」に乗って、鳥取駅へ向かうこと!

この“スーパー松風”、名前からしてすでに速そうですが、実際スペックもガチ。

乗っているのはキハ187系という車両で、なんと「制御付き振り子気動車」。
しかも、床下には450馬力のエンジンが2基=合計900馬力という、もはや小型ジェット機やF1カーレベルのパワーを秘めています。(ディーゼルでw)

圧倒的な加速に身を委ねながら、まさに“スーパー”な乗車体験が味わえるんですが――

ただし、ひとつだけ“オチ”が。

車体性能に全力投球したあまり、「顔にお金が回らなかった」とまことしやかに言われているんです…。

で、どんな顔かというと――

「顔にお金が回らなかった」とウワサされる“スーパー松風”の前に立ってみると――
うん、確かに、ちょっと愛嬌のある、なんとも言えない良いお顔(笑)

そしていよいよ乗車。実際に乗ってみると…

確かに、速い!けど…

・揺れる
・うるさい
・ちょっと臭い(ディーゼルの宿命)

最速はおおよそ120km/h。
ちなみに“特急いずも”の最高速度は130km/hなので、ほぼ同じスピードを2両編成のディーゼルで出していると思うと、これはもう拍手モノです。

どんな走りをするのか伝えるのは難しいですが、参考までに動画を…

米子~鳥取間、走行距離 92.7kmを約1時間で走り、鳥取駅に到着しました。
駅には砂で作られた因幡の白兎がありました。(鳥取砂丘の砂かな?)

さて、明日の天気はどうやら“雨不可避”の様子。
ここまで天気に恵まれてきましたが、さすがにそろそろ降られてしまいそうです。

というわけで、明日もし雨だったら――
屋内で楽しめる「砂の美術館」へ行こうかと考えています。

世界初の“砂像専門美術館”としても知られるこのスポット、屋内展示なので天候関係なし。
雨の日でもしっかり観光気分を味わえる、心強い選択肢です。

ふと気づけば、今日は朝から何も食べていない――
時刻はすでに午後8時、鳥取駅に到着してから、急いで食べられる場所を探すも…どこも閉まってる!?

まさかの“グルメ空白地帯”に直面し、若干焦るなか、かろうじて開いていた数件の飲み屋さんを発見。
一軒に飛び込み、ようやく着席。そこからはもう、怒涛の勢いでガツガツ食べました(笑)

旅の終盤でまさかの“空腹ハプニング”、これもまた良き思い出です。

本日の歩数:25,081歩

🏯 3日目|鳥取定番観光と鳥取城跡から伝わる“籠城戦”(鳥取〜津山)

朝5時半起床。カーテンを開けると――やはり雨。

天気予報どおり、午前中はしっかり降るとのこと。
ここまで奇跡的に持ちこたえていた天気も、ついに出雲大社のご利益もここまでか…と、ちょっとしょんぼり。

でもまあ、こればっかりは“是非に及ばず”。天気には勝てません。

朝ごはんをしっかり食べて、覚悟を決めていざ外へ出たところ――

晴れているじゃぁないか!!!

空を見上げて思わず心の中で土下座。
出雲大社の御祭神・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)に、ひたすら感謝申し上げるのみ。

「どうせ今日は雨でしょ」なんて、疑ってしまい本当に申し訳ございませんでした…。
この晴れ間、間違いなく“ご加護”です。

🚗レンタカーで快適移動!まずは鳥取砂丘へ

今日からはレンタカー移動ということで、乗り換えのプレッシャーからも解放!
旅もいよいよ“自由自在モード”に突入です。

まず向かうのは――鳥取砂丘!

広大な風景と非日常のスケール感、そして晴れ間のご利益を全身で感じに行ってきます。
さあ、砂丘でどんな景色が待っているのか。楽しみです!

鳥取砂丘に到着して、まず出た言葉が――

「やばーい、ひろーい、あおーい!」

朝早くに訪れたこともあって、人はかなり少なめ。
広がる空と砂のコントラストに、風が心地よく吹いていて、なんとも言えない解放感。

砂丘は昨夜の雨でしっとりしていて、風紋は少し控えめだったけれど、その分砂が締まっていて歩きやすいというメリットも。
ちょっとした運動にもなるし、気分はすっかり“鳥取の大地を制した感”。

先月行った館山砂丘も良かったけど、スケールが違うw

緑地化しないように鳥取市民で抜きまくるんですよね?

お土産屋さんでは鳥取砂丘の砂で作った「砂かけばばあ(妻)」と「子泣きじじい(私)」の置物を買いました。

鳥取砂丘を後にし、次に向かったのは「鳥取 飢え殺しの地」として知られる――鳥取城。

まずは近くの鳥取博物館で日本100名城のスタンプをゲットし、いざ、登城開始!

登ってすぐの城跡はあえてスルーして、体力があるうちに一気に山頂の本丸を目指します。
これがもう、ガチの登山。

道は険しく、段差もゴツゴツ。
そして「1合目」とか「2合目」とか、まるで富士山のような標識まで現れてくるあたり、本気で登らせにきてると実感。

歴史的には羽柴秀吉による“兵糧攻め”で有名なこの城。
まさか現代になってもなお、人々の脚力を試してくるとは…!
あまりにきつくて、写真を撮る余裕がなかったです。

🏞️過去一キツい登山、でも山頂からの景色は別格!

約1時間弱の登山――
これまでの城巡りの中でも、間違いなく一番きつかったかも。

でも、久松山の山頂にある鳥取城本丸跡にたどり着いたとき、その疲れは一気に吹き飛びました。

鳥取市内を一望できる大パノラマに、遠くには鳥取砂丘の姿も。
その眺めはまさに“登った人だけが見られるご褒美”。

登る途中、かみさんは「これ、ホントに登る意味ある?あと何分?」とブーブー言ってましたが、山頂の絶景を見て「来てよかった」と満足げ。
(内心、ドヤ顔してたのはここだけの話)

鳥取城へ行こうと思っている方、ぜひ山頂の本丸まで足を運んでみてください。
ちょっと大変ですが、それ以上の価値が確実にあります!

久松山の山頂からは、ただ美しいだけではない、もうひとつの景色が見えました。

それが、かつて兵糧攻めをしていた秀吉軍が布陣していた山。
「あの山から、衰弱していく鳥取城の兵や民の姿を見ていたんだな…」と思うと、胸がズシリと重くなります。

戦国の世とはいえ、その“勝ち方”はあまりにもむごい。
目の前に広がる静かな風景の中に、そんな歴史の痛みが確かに刻まれていることを感じました。

山頂の絶景に感動したあとは、当然ながら「下山」が待っています。
そして登山あるある――実は登るよりも下りのほうがキツい説、今回もしっかり実感。

朝方の雨で足元はところどころぬかるんでおり、油断すればズルッといきそうなコンディション。
特に石段や斜面では、慎重に一歩一歩確認しながらの“神経使う下り道”。

「滑落はしたくない」という一心で、無理せずゆっくり、安全第一で下山しました。

無事に下山したあとは、行きにはスルーしていた「天球丸」へ。

ここには、日本の城で唯一とされる「巻き石垣」があり、その迫力は想像以上。
球体ような独特の形状は、まさに“技術と美の融合”。
しばらく見入ってしまうほどの存在感でした。

さらに「登り石垣」も発見。
山の斜面に沿って築かれた石垣は、防御面でも見た目でも非常に特徴的。

改めて、鳥取城は“攻めて良し、見て良し”の見どころ満載なお城だなと実感しました。

🏍️バイク乗りの聖地?ちょっと寄り道「隼駅」

次に立ち寄ったのは――「隼駅」!

お城とはまったく関係ないのですが、若桜鬼ヶ城へ向かう途中にあったことと、バイク仲間に“隼(ハヤブサ)”乗りがいることもあって、「話のネタになるかな」と思い寄ってみました。

駅名の「隼」と、スズキの名車“ハヤブサ”のシンクロ効果なのか、ちょっとした“聖地感”もあって、こぢんまりしつつも味のあるスポット。

🚗ありがたや… 若桜鬼ヶ城は車でサクッと!

隼駅を後にし、向かったのは但馬方面と播磨方面の要所――若桜鬼ヶ城。
“鬼ヶ城”という名前からして何かありそうですが、ありがたいことに城跡までは登山なし!

車でスッと近くの駐車場までアクセス可能。これが本当に助かる。

ここまで登山続きだった身には、まさに“神ルート”。
すでに太ももとふくらはぎが悲鳴を上げていたので、このラクさには思わず「ありがたや…」とつぶやいてしまいました(笑)

それでも、しっかり要所感のある立地と雰囲気があり、地味ながら見ごたえあるお城です。

🚘ドライブ快調!快晴×アクアのクルコンが最強すぎた

若桜鬼ヶ城を後にして、次なる目的地・津山城まではちょっと距離があります。
でも、この日の午後は朝の悪天候が嘘のようなドライブ日和!

今回のレンタカーはトヨタのアクア。しかも「追従型クルーズコントロール」付き。
アクセルもブレーキも任せられるおかげで、長距離運転もまったく苦じゃない。

「この快適さがあれば、どこまででも運転できるな…」と本気で思いました(笑)
移動時間も旅の一部。風景を楽しみながら、のんびり津山を目指します!

🕓津山城に余裕の到着!からの“スタンプ危機一髪”

津山城に到着したのは16:30。
この時間だと大体のお城はもう閉まってるのですが、ここ津山城はなんと19時まで入園OK!

(…実はこのあたり、事前にしっかり調べておいたんです。スタンプが押せなかったら精神的ダメージがデカすぎるので)

ところが入園料を払うとき、係の方からひと言。

「櫓は閉まってるけど、入ります?」

――血の気が引きました。

スタンプって、その櫓の中にあるやつじゃん…やってしまった……

慌てて「スタンプは押せませんか!?」と聞くと、係の方が笑顔で、

「そのため、ここにもありますよ」

――助かった〜〜〜!!思わず声に出ちゃいました(笑)

というわけで無事にスタンプを押し、ホッとしながら津山城内をのんびり散策。
夕暮れ時の津山城もなかなか風情があり、心に残る城めぐりになりました。

津山城、かなり広い城で石垣がとても立派。

そうそう、津山市ってB’zの稲葉浩志さんの故郷なんですね。

さて、今日の予定はこれですべて完了!あとは宿に向かうのみです。

今回は素泊まりということで、晩ごはんは“旅恒例”の地元スーパー巡り。
ご当地惣菜や珍しいローカル商品を見ながら選ぶのも、楽しみのひとつ。

その土地ならではの味を探しつつ、ちょっとした晩酌セットでも揃えにいってきます!

ラムーは怪しさ満載で結構好きw
津山市名物の「干し肉」も買いました。

本日の歩数 22,104歩

4日目 最終日 歴史的重要な4城と吉備津神社

🏯備中松山城へ!現存天守唯一の山城に挑む

朝7時ちょっと過ぎにチェックアウトして、向かったのは――備中松山城!
現存12天守の中でも唯一の“山城”で、今回の旅の中でも特に楽しみにしていたお城のひとつです。

地元の子供たちはここから登山をスタートしていましたが、我々は車で行けるところまで行きますw
開城は9時。ですが、登山を考慮して1時間前には駐車場に到着。
やっぱり早く出発して正解でした。
そこからは、軽いとはいえしっかりした山登りスタート。
天守までは30分ほどかかりそうな道のりを、ワクワクしながら登っていきます。
登るごとに少しずつ現れる石垣や城郭の構造が、“これぞ山城!”という雰囲気を盛り上げてくれます。

山城に石垣、たまりません。
石の階段を上り終えたら・・・

🐾猫城主さんじゅーろーに遭遇!これは…天守どころじゃない?

入城したら、なんと、奇跡的に猫城主「さんじゅーろー」と遭遇!

しかも、ちょうど“猫桶”でまったり中という奇跡のタイミング。
しばらく眺めていると、なんと触らせてくれるし、ザラザラの舌でナメナメまで…!

これはもう、天守そっちのけでお戯れしたくなる可愛さ。
“山城の王”というより“癒しの主”として、完全に場を支配していました。

こういう予想外の出会いがあるのも、旅の醍醐味ですね。
うちのかみさんはさんじゅーろーグッズをたくさん買って貢いでいました。

猫城主さんじゅーろーに癒されたあとは、気を取り直してしっかり城内見学。

天守はとても保存状態がよく、木材の風合いや構造などから、日頃から丁寧に手入れされていることが伝わってきました。

この備中松山城、実は過去に落城したこともある城。
城主が切腹したとされる部屋も残されていて、そこで思わず手を合わせて合掌。
戦のリアルを感じさせる、静かな場所でした。

天守閣だけでなく、二重櫓も残っており、全体の見た目もとても美しく、まさに“現存山城”の誇りを感じる名城です。

でもやはり、さんじゅーろーが気になる。気になってしまう。

後ろ髪を引かれる思いで、備中松山城を後に――
ふと目に入ったのは、立て看板に書かれた「城主の一言」。

立て看板にあった「城主のひとこと」。
あれ、もしかして…さんじゅーろーの言葉だったのか!

ということで、購入した「さんじゅーろーお守り」と一緒に記念撮影📸
このゆる〜いキャラクターデザイン、なんとも癒される仕上がり。

そして驚いたのが、デザインを手がけたのはあの“仕事猫”でおなじみの、くまみね氏!
この人選、観光協会わかってるな〜と心から思いました。
グッズ展開のセンスも光っていて、お守り以上に“おみやげ心”に刺さりました。


還暦を迎えた(らしい)さんじゅーろー、その愛らしさと貫禄にほっこり。
旅の疲れも吹き飛ぶ癒しパワーでした。

でも次の目的地があるので、名残惜しくも山城をあとに。
さんじゅーろー、また会おう!

備中松山城を後にして、次なる目的地は――「鬼ノ城(きのじょう)」!

ここは、“桃太郎伝説”の原型ともいわれている古代山城。
その神話ロマンに惹かれて、ちょっとワクワクしながら向かっていたのですが…

“桃太郎伝説の原型”といわれる古代山城・鬼ノ城に到着。

再現された立派な門はなかなか見ごたえがあって、「おっ!」と思ったんですが――
それ以外はというと、やはり古代城だけあって遺構中心。
正直、城好き的にはちょっと物足りないというか…うん、あまり面白みは感じにくいかも。

とはいえ、山の上にあるだけあって景色は抜群。
ぐるっと回るハイキングコース的な雰囲気もあるので、軽い登山がてら景色を楽しみたい人にはおすすめかもしれません。

🍜登山後のご褒美は「塩元帥」!小腹も満たすナイス遭遇

歴史ロマン派向けのお城、という感じです。

歩数もグングン増え、小腹もいい感じに空いてきた頃――
車を走らせていると目に入ったのが、「塩元帥」というラーメン店。

登山でたっぷり汗をかいた後だし、これはもう“塩分補給チャンス”とばかりに即突撃!

ちょうどお昼時ということもあり、店内は満席で少し待ちましたが、それも期待を高めるスパイスに。ラーメンの香りがただよう中、空腹と興奮が高まってきます…。

注文したのは、ゆずがトッピングされた塩ラーメン。
見た目からすでに「これは…うまそー!」とテンションMAX。

一口すすってみると、あっさりと思いきや意外としっかり油感があって、コクもある。
塩ラーメンにありがちな“物足りなさ”なんて皆無で、むしろ濃すぎずバランス良し。

チャーシューも大きくて食べごたえ抜群。
そして何より、ゆずの香りと酸味が絶妙なアクセントに!これは多めにして正解。

汗をかいた体に、スープがじんわりと染み入る感じ…完全に回復モード突入。

あっという間に完食、ごちそうさまでした!

💧備中高松城、官兵衛の“水攻め”の舞台へ

お腹もいっぱい、気力も回復。
向かったのは、黒田官兵衛の“水攻め”で有名な――備中高松城。

戦国史好きにはたまらない舞台ですが、実際に行ってみると…

堤などの遺構はほとんど残っておらず、城全体を見下ろせるような高台も整備されていないため、歴史的背景を想像しながらの“平面散策”といった感じ。

派手さはないけれど、「ここであの戦術が実行されたのか」と思うと、じわじわ来るものはあります。

現地の空気に触れることで、教科書やドラマでは味わえないリアルを感じる――そんな場所でした。

備中高松城を訪れたあと、資料館で清水宗治や水攻めの映像を視聴。

ここがただの“遺構が少ない城跡”ではなく、戦国史の大きなターニングポイントだったこと――
改めて強く実感。

黒田官兵衛の策略、秀吉の決断、そして清水宗治の潔い最期。
その一つひとつが、この地に刻まれているんだと、映像を通じて歴史が立体的に迫ってきました。

⛩️岡山城の前に、国宝・吉備津神社に立ち寄り

備中高松城を後にし、岡山城へ向かう予定だったのですが、まだ少し時間に余裕があったため、近くにある国宝・吉備津神社に立ち寄りました。

この吉備津神社は、吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る由緒ある古社で、桃太郎伝説のルーツともされる神社。
最大の見どころは、国宝にも指定されている「本殿・拝殿」の建築様式で、“吉備津造”と呼ばれる独特の屋根の曲線が美しく印象的です。

また、全長約360メートルにも及ぶ「回廊」は歩いているだけで心が整うような、厳かな雰囲気。
境内は静かで落ち着いており、旅の中の“精神的なリセット”にもぴったりの場所でした。

歴史・建築・伝承のすべてが詰まった名社、訪れて大正解でした。

いよいよ中国遠征の最終地点――岡山城に到着!

この岡山城、2023年に大規模改修を終えたばかりで、外観・内部ともにとてもキレイ。
「烏城(うじょう)」とも呼ばれるその黒い外壁は、リニューアルされたばかりの光沢も相まって、まさに風格たっぷり。

天守は昭和41年に再建されたものですが、今回は新しい展示やデジタルコンテンツも充実しており、歴史だけでなく“体験”として楽しめる空間に進化していました。

また、かつて西日本最大級の城下町を支配した池田家の拠点だけあって、石垣の立派さや堀の広がりも見どころのひとつ。
歴史・景観・設備のバランスが取れた、まさに“旅の締め”にふさわしい城でした。

🚗レンタカー返却。そして旅のフィナーレへ

岡山城をしっかり見学したあとは、旅の相棒だったレンタカーを返却して、新幹線で帰路へ。

…ただし、夜の高速を爆走した影響か、車はなかなか“味のある”状態に。

虫アタック、砂埃、汗と涙の跡(?)などなど、まさに「全力走破しました」感満載の姿に。

返却時、店員さんに明らかに一瞬“あっ…”という顔をされたのは言うまでもありません(笑)
とはいえ、安全運転で事故もなく無事完走。よく頑張ってくれました、ありがとうアクア!

🍑 最後の寄り道!桃太郎、ちょっと切ない

新幹線に乗る前、せっかくなので岡山駅前にある“桃太郎の銅像”を見に寄り道。

岡山といえば桃太郎、そして“推しが武道館いってくれたら死ぬ”の聖地でもありますが、今回は時間がないので巡礼は断念。


とりあえず桃太郎だけでも見られればOK…と思っていたのですが――

「あれ?桃太郎…めっちゃ隅っこじゃない??」

原作やイメージにある“駅前ドーン!”な立ち位置ではなく、なぜか明らかに“追いやられてる感”のある場所に佇む桃太郎。
その様子がなんとも切なく、思わず「なんでこんなところなんだよ…」とツッコミたくなりました(笑)

それでも、旅の最後に桃太郎と会えて、岡山らしい〆になったのは間違いなし。

本日の歩数 22,077歩

✍️あとがき ~全国制覇とこれからの旅~

今回の旅で、ついに島根・鳥取の地に足を踏み入れ、日本全国すべての都道府県を訪問達成となりました。51歳にして、念願の“全国制覇”です。

そして、日本200名城のスタンプラリーも97城まで到達。ついに完了率49%、ほぼ折り返し地点に到達しました。
目標としては、60歳になるまでに80%達成したいところ。問題は体力がどこまでついてくるか、ですね(笑)

今回の旅で強く実感したのは、現地でのレンタカー移動のありがたさ。
公共交通機関で旅するのも趣があって良いのですが、まだ体力があるうちは、レンタカーのほうが圧倒的に「時間的」「体力的」「精神的」に楽。
費用は少しかさみますが、現役世代にとっては“金より時間”が大切。今のうちに行けるところへ行っておく――これが旅の極意かもしれません。

そのぶん、引退後はゆっくり電車旅を楽しみたいですね。
今回の遠征もまた、その「先」を考えるきっかけになったように思います。

ドッツ
ドッツ

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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