今年はあまりみんなと走りに行けなったけど、最後は5台も集まっての走り納めです。
今回のルート紹介は、巷で話題のツールで動画にしてみました。
寒いだろうし、みんないい年なので、ショートコースです。
天気は曇りで、気温はだいたい8度くらいでした。数字だけ見ると「そこまで寒くないかも?」って思ったんですが、オッサンなので油断は禁物です。というわけで、電熱三種の神器(ジャケット・グローブ・靴下)をフル装備して、ぬくぬく体制でいざ出発しました。
走り納めツーリングin 栃木。
— Hiro (@hiroiroiro) December 19, 2025
バイクを出すだけで疲れちゃったw
エンジンは絶好調。 pic.twitter.com/AdWeCuGd5y
東北道の120km区間、つい調子に乗って120ちょいオーバーで巡航しちゃいました。電熱フル装備でも普通に寒いですw
ただバイクの調子はめちゃくちゃ良くて、Vmaxって夏より冬のほうが元気な気がしますね。
待ち合わせ場所の羽生PAには、気合い入りすぎて30分以上早く到着。
そこでホンダ党の友人が新しく手に入れた愛機、X4をまじまじ観察しました。
見た目はVmaxに近い雰囲気なんだけど、尖ってる方向がまた違うんですよね。

VmaxはV4だから意外と幅がスリム。一方でX4は直4なので横に広くて、シートにまたがると迫力がすごい。VmaxとX4の組み合わせって本当に見ないので、来年からこの2台で走れると思うとツーリングが今から楽しみです。
数年ぶりに会った友人は、いつの間にかYZF-250からGSX-8Rに乗り換えていました。
最近のバイクをじっくり見る機会ってあんまりないので、こっちもついマジマジ観察しちゃいました。
見た目は無駄な部分を極限まで削ぎ落としていて、かなり今どき。ABSはもちろん、トラクションコントロールみたいな走りを支える装備がしっかり入ってて、「サポートすげぇ…」って素直に感心しました。
ただ、そのぶんお値段もちゃんとしますね。乗り出しで130万。今の時代、新車を買うならそれくらい出さないと厳しいんだなぁ…って、ちょっと現実を感じました。
さて、全員が大型バイクになったところで羽生PAをあとにします。まず目指すのは、入館無料の「岩下の新生姜ミュージアム」。2〜3年前に一人で行ったことがあるんですが、あそこは一回見せたくなるタイプの場所なので、「これはみんなにも見てもらわねば」と思ってルートに組み込みました。
岩下の新生姜ミュージアム、前にも増してピンクw pic.twitter.com/58YodyTRAD
— Hiro (@hiroiroiro) December 20, 2025
到着してみると、やっぱりピンク。というか前回よりピンク増してない?ってくらいピンクです。
クリスマスバージョンだからかな?
みんなの反応も良くて、「これはアリだわ」みたいな空気になってましたw
しかも運よくイワシカちゃんのダンスも見られてラッキー。
小さい体で一生懸命踊る姿が、もうアイドルそのものなんですよね。
子どもたちも大喜びで、会場の雰囲気が一気に明るくなってました。
Xで呟くと速攻でリポストしてくれる岩下の新生姜社長も健在でしたw
新生姜関連のおみやげをしっかり買い込んで、次は山ノ神ドライブインへ向かいます。道中は空いていて走りやすく、そこはかなり気持ち良かったです。
ただ天気がいまいちで、たまにポツポツと雨が落ちてくる感じ。峠に入ると道が荒れているうえに路面も濡れていて、正直ちょっと怖かったですね。しかも雪がチラホラ見えるので、気を抜いたら最後に全部持っていかれそうな気配がありました。
そんなわけで、ここは無理せず超安全運転。変に欲を出さず、「帰るまでがツーリング」を徹底しながら走りました。
山ノ神ドライブインでソバ。
— Hiro (@hiroiroiro) December 20, 2025
寒いのにw
食べ方レクチャーを受け、実食。
優しいお味。
天ぷらめっちゃ美味い。 pic.twitter.com/qyJyYClYmf
お昼ちょい過ぎに山ノ神ドライブインへ到着。季節柄、そもそも営業してるのか怪しかったんですが、近づいた瞬間に店主がスッ…と出てきてお出迎え。あ、やってるんだ、しかも待ち構えてるタイプだ…と一同ちょっと安心。
事前リサーチで「説明がこれでもかってくらい付いてくる」と噂の、例の「そば+天盛りセット」が良いらしいので迷わず注文。寒かったから本当は温かいそばにしたかったんですが、なぜか全員で冷たい「そば+天盛りセット」に統一。こういうとき謎の団結力店主の無言の圧力出るんですよね。
で、そばが来る前に店主の第一声。
「そばはつゆに付けたら風味がわからなくなるから、そのまま食べるんだ!」
そば愛がビンビン。さらに追撃。
「そばを食べて、つゆは“少しだけ”口に運ぶ。これが正しい。薬味は入れるんじゃねーぞw」
こだわり強め、でも妙に憎めない。たしかにそばは繊細で絶妙なんだけど、何口かいくと味がだんだん分からなくなってきて、「つゆにドボンしたい…!」って本能が騒ぎ出す。でも入れた瞬間、海原雄山ばりに怒られる未来が見えるので必死に我慢しました。
その代わり、天ぷらが強い。量もしっかりで、めちゃうまい。エビみたいな派手枠はないけど、山菜系の“地のもの”が中心で上品なんですよ。正直これ、天ぷら定食単品で出しても普通に勝てると思う。
そして締めは蕎麦湯講座が開講。
「残ったつゆの1/3に蕎麦湯を入れて飲め。次はまた1/3に蕎麦湯、刻みネギを半分入れて飲め。最後は全部のつゆに、刻みネギ、天かす、天つゆ、蕎麦湯を入れて飲むんだ」
言われるがままに実践。気づけば蕎麦湯を3杯。こんな作法あるんだ…と思いつつ、「このあとトイレ、絶対ヤバいやつだな」と全員の顔が無言で一致しました。
店主はキャラ濃いめなんだけど、根っこはめちゃくちゃ良い人。近くを通るなら寄って損なしです。次行くときは、さすがに温かいつゆのそばにしますw
さてお次は、ドライブインの近くにある足尾銅山へ。シーズンオフってこともあって、お客さんは2〜3人くらいでかなり静かでした。



ここ、実は10年くらい前にも来たことがあるんですが、驚くほど記憶が残ってなくて「え、こんな感じだったっけ?」の連続。初見みたいなテンションで普通に見てましたw
でも説明を読んで一気に目が覚めましたね。坑道の総延長が1,200kmって、もはや距離感がバグります。しかもそれを約400年間掘り続けたっていうんだから、スケールが想像を超えてて普通にビビりました。
このあと本当は、最後の立ち寄り地として高津戸渓谷に行く予定だったんですが、久々の集合でみんなの近況トークが止まらず。気づけば時間が押していて、今回は泣く泣く渓谷はスキップして帰宅ルートへ。まぁ、ツーリングあるあるですよね。
ここからなら「あと2時間もあれば家だな〜」って余裕こいてたんですが、現実は甘くなかったです。途中でガソリンスタンド難民になり、1人が行方不明、さらに100分渋滞に巻き込まれ、追い打ちでしっかりした雨にも降られて、結局帰宅まで4時間くらいかかりました。予定とはだいぶ違うw

とはいえ、いろいろありつつも全員無事に帰宅できて、誰ひとり怪我もなく2025年を締めくくれたのが何よりです。来年は「四国プロジェクト」を立ち上げて、ちゃんと形にしたいと思っています。



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