夏休みの課題・スイッチボックスのレストア

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コロナ禍のこの夏、どこにも行けないから、余っていた汚いスイッチボックスをキレイにした記録。
購入したモノ、購入金額も記録するので、日本に何人もいないと思いますが、誰かの助けになれば幸いです。

こんな感じで経年劣化&ブレーキオイルの影響なんかで塗装がはげています。
どうしてもバイクのスイッチはこんな風になってしまいます。
新品は左右で3万円ほど。時間はあるから自作でやってみよう。
これを新品とまでは行かなくても、そこそこキレイにする計画。

まずはバラバラに分解。
スイッチは結構、複雑怪奇なので写真を多めに残しておいた方が吉です。
初めてバラしましたが、小さいながらよく出来ているなという印象。

まずは塗装を剥がします。
塗料剥がし剤とワイヤーブラシがあると便利です。
塗装は経年劣化で剥がれるくせに、いざ剥がそうとすると結構剥がれない。
ここまで2時間ぐらい?

塗装はマットブラックを選択。
前に使ったプラモデルの塗装台を利用し乾燥させてみた。
マットブラックの塗装は簡単だなぁ。

問題の文字入れ。
こればかりは手書きできないので、昭和生まれのオッサン達には懐かしのレタリングシートを利用。
カセットテープにアーティスト名や曲名をこすったアレです。今の若者は知らない世界。
Amazonでそれっぽいのを探したのですが、需要がないのか、売っておらず探すのに難儀しました。

自分、不器用なので、、、何度も失敗し途中キレそうになりましたが、何回か繰り返しているうちにコツをつかむことが出来て、なんとか完了。
自画自賛の出来。かなり希です。

レタリングシートの文字だけではすぐに剥がれてしまうので、クリアを吹いて終了となります。
場所が場所だけに強力な塗膜希望ということでウレタンクリアを考えていましたが、文字がドロドロ~っと溶けたらリアルで泣いてしまうので、推奨のアクリルクリアを使いました。
より強い塗膜をということで、数日に分けて吹きつつ、1缶全部使いました。乾燥に1週間。

塗装は、、、つや消しクリアをしたせいか気持ち白っぽい感じもするが許容範囲。
でも、それほど塗膜が強くないかも知れません。アスファルトに落としたらハゲるだろうな。
この上からウレタンクリア吹いたらどうなるのかなぁ?くもるのかなぁ?

そんなことを考えつつも、とりあえずスイッチを組み上げました。
なんとか組み上げでき、夏休みの課題1が完了しました。
これを取り付けたら愛着沸きまくりだろうな。


追記

いろいろ調べてみたらラッカースプレーのクリアはそこそこの耐久度はあるものの、雨風光にさらされると2,3年もすると劣化してくるらしい。
もともと非常にダメージを受けやすい部品なので、やはり、ウレタンクリアをするしかない・・・
ということで、ダメ元でやってみました。

ウレタンクリアは一度使うと12時間しか使用できないので、使い切る必要があります。
それならと、ダイヤフラムカバーとヘッドライトステーも一緒にスプレー。
心配していたレタリングシートの文字は溶けることはありませんでした。
念のために別の素材にクリアラッカーをせず、文字だけ転写して、ウレタンクリアを吹いてみましたが、文字が溶けることはありませんでした。
カラー塗装の上に文字転写、ウレタンクリアでも良かったですね。

1日ほど乾燥させれば表面は硬化するので、組み上げます。

組み立て完成。
分かっていましたが、ウレタンクリアしたらテカテカになるので、マットブラック塗装の意味があまりなくなりました😃
このテカテカはむしろノーマルに近いイメージです。
ゆず肌っぽく見えますが、これはこれで良い味。
今ついているスイッチがヤレてきたら、こちらのスイッチを付けたいと思います。

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