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あと7年…月が砕けて1億kgの破片が降ってくるシミュレーション動画 その時、地球に何が起きるのか?

2024年に発見された小惑星「2024 YR4」が、じわじわと注目を集めています。
その理由は――2032年12月22日に月へ衝突するかもしれないという予測が出ているからです。

この小惑星のサイズは約60メートル。これは「都市を壊滅させるほどの規模」と言われる大きさで、もし地球に衝突していたら大きな被害をもたらしていたかもしれません。

ただしご安心を。地球への衝突可能性はゼロとされており、今のところ月に向かっている可能性があり、月に衝突する確率は、当初の計算より3.8%から4.3%へとわずかにですが上昇しています。
天文学の世界で「4.3%の衝突確率」というのは、かなり高い数字とされています。
そこで、2024 YR4が月に衝突したときのシミュレーション動画がアップされていました。

これを見たときに、「日本終わったじゃん」と、思いましたが、現在の計算では地球への“直接的な被害”はほとんどないと考えられているようです。

✅ 想定される影響と安全性

① 流星群(Moon meteor shower)

  • 衝突により最大で1億kgの月面塵が宇宙に飛散し、そのうち最大10%(1,000万kg)が地球に届く可能性があるとされています。
  • ただし、これらの破片は小さく、燃え尽きる可能性が高いです。
  • 形成される流星群は、通常よりもゆっくりで淡く、しかし長時間見えるタイプのもの。
  • 一部の破片が大気圏で光る可能性はありますが、地表に落下するようなサイズのものは極めてまれです。

② 人工衛星・宇宙活動への注意

  • 月と地球の間を飛び交う微細な破片が人工衛星に影響するリスクは完全には否定できません
  • 特に月探査ミッションや宇宙ステーションにとっては、事前の警戒が必要です。

③ 地上への影響は?

  • 現時点では「人類や建造物に被害を与える規模の落下は想定されていません」。
  • 「月の破片が降ってくる」と言っても、ほとんどが流れ星として消えると考えられています。

✅ 日本は月面スタジアムのS席?

シミュレーション動画を見るかぎり、2032年12月22日には、日本がちょうど月の正面に位置しているようです。
もし予測通りに小惑星が月に衝突すれば、その破片が無数の流れ星となって地球に降り注ぐ、壮大な天体ショーが見られるかもしれません。

もちろん、それは計算が正確であればの話ですが……。

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