“無料で猫譲ります”のウソにご用心！SNS発の新手詐欺が横行中！

SNS上で、「猫を無料で譲渡します」と持ち掛ける投稿にご注意ください。
最近、猫の譲渡を装った詐欺被害が東京・大阪など各地で相次いでいるようです。
うっかり信じてしまうと、お金も時間も気持ちも、全部持っていかれるかもしれません…。

「無料です。でも、エサ代と保険料だけ…」その誘い文句が危ない

SNSで見かけた「猫舎閉鎖のため子猫を無償譲渡します」という投稿。
投稿者と連絡を取ると、「X」と名乗る人物が登場。

• 猫自体は無料
• でも引き取りにはエサ代＋保険料で約3万円必要
• 支払いはキャッシュレスで（保険料はあとで返金）
• 事前にねことは会わせてくれない

…これ、違和感ありませんか？

まさかの「関係ない住所」が引き渡し場所に？

X氏が指定してきた引き渡し場所に向かうと、そこにはまったく関係のない保護猫団体や一般家庭が。

大阪の「ねこから目線。」という保護団体の代表、小池さんのところには、
「お金払ったんだから猫を出してくれ」と突然訪問者がやって来たとか…。
もちろん団体側はまったく無関係。

東京都内では、猫を扱っていない“犬のブリーダー”の住所まで使われていたそうです。

完全に他人の住所を“ダシ”にして、信頼感を演出しているわけですね。これは悪質すぎる。

X氏の言い分は…「失礼、気持ち悪い、取材拒否」

このX氏、取材を申し込むと最初は応じるそぶりを見せるものの、
最終的には「あなたは礼儀がない、気持ち悪い」とメッセージを残して音信不通に。

うーん、この文面、中〇人が書きそうな文面。やはりあちらの方なんでしょうね。

「猫好きの善意」が狙われている

「猫を助けたい」「家族に迎えたい」
そう思って連絡した人の優しさを逆手に取る詐欺。

悔しいですが、実際に起きています。
SNSだけで判断せず、公式な保護団体や自治体の譲渡会を利用するのが安心です。
また、猫を犬に変えたパターンも出てきているでしょうから、そちらも気を付ける必要があります。