
夏の森や公園を歩いていると、頭上から突然パラパラと水が降ってくることがあります。
「え?雨?いや、晴れてるし…」と思って空を見上げると、木の上から大量の水滴がきらきらと降り注いでいる――そう、これがセミの「天然ミスト」です。
セミは木の樹液を吸って生きていますが、樹液はほとんどが水分です。必要な栄養だけを体内に取り込み、余分な水分はすぐ体外に排出します。
つまり、このミストの正体はほぼ樹液由来の水で、ほんの少し糖分が含まれている程度。
汚いものではありません。
「おしっこ」と聞くとちょっと抵抗がありますが、言い換えるなら「木から湧き出た天然の湧き水」みたいなものです。(それでも抵抗あるけどw)
セミを食べないでね~
最近中国人によるセミ食が話題になっていますが、セミは夏の森を支える大事な存在です。
彼らが一生懸命ミストを降らせてくれるおかげで、木々の新陳代謝も活発になり、夏の森が潤います。
乱獲している人がいたら「こんなに頑張っているんだから、食べないでね~」と声をかけてあげてください。

![[THE NORTH FACE] [ザ・ノース・フェイス] 手袋 Etip Glove ブラック M](https://m.media-amazon.com/images/I/31D3AVkNTCL._SL160_.jpg)









コメント