ブーッと一吹き、職人の魂！エジプト伝統アイロン術

エジプトの伝統的なアイロンがけには、「足アイロン（Foot Ironing）」というユニークな技法があり、炭火で熱した重い鉄製のアイロンを使い、足で押さえつけて衣類のシワを伸ばします。
電気が普及する前の時代から続く職人技で、現在ではアレクサンドリアなどの都市でわずかに残っているようです。
もっとも特徴的なのが霧吹きを使わず、口に含んだ水をブーっと霧のように吹きかけてからアイロンをかけます。
​これは、衣類を湿らせてシワを伸ばしやすくするための方法で、霧吹きが一般的でなかった時代から受け継がれてきた職人技の一つです。
ちょっとあれな感じですが、エジプトに行った際はやってもらうのも記念になるかもです。